業務上のアクセス分析を行う際、他社の担当者はどうしているのだろう?成功している取り組みがあるなら知りたい!と思うことはありませんか?
インフォネットでは、現在企業のアクセス分析に関する取り組みについて定期的なリサーチを行っています。本コラムでは、2023年12月に行った「兼任Web担当者のサイト運営実態調査」から3つのトピックをご紹介します。
調査概要
- 調査概要:兼任Web担当のサイト運営に関する実態調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2023年12月4日〜同年12月5日
- 有効回答:サイト運営をしている非専門人材/兼務人材101名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
調査サマリー
調査資料全文はこちら
1.兼任Web担当者のうち、6割以上が「サイト分析」を実施
業務上でサイト運営を行っていると回答した方に「あなたがお勤め先で運営しているサイトでは、「サイト分析」を行っていますか。」と質問したところ、「行っている」が62.4%、「行っていない」が30.7%という回答となりました。
多くの企業がサイトを作成するだけでなく、サイトの利用状況に関心を寄せていることがわかります。
2.サイト分析を実施している理由「サイトのパフォーマンス向上につなげるため」が63.5%で最多
サイト分析を「行っている」と回答した方に、「サイト分析を実施している理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「サイトのパフォーマンス向上につなげるため」が63.5%、「サイトの問題点を把握するため」が54.0%、「ユーザーのニーズ解析のため」が54.0%という回答となりました。
サイトの問題点を把握する、ユーザーのニーズを解析するという回答についても、大きく理解するならば「サイトのパフォーマンスを向上させたい=アクセス数やCV数を向上させたい」という指向性があると見て取れます。
半数以上の回答を獲得した選択肢全てにこの傾向があり、運用するサイトをの利用状況を改善・向上させたいという意識が強いことがうかがえます。
3.サイト分析を行っていない理由、「分析用ツールを使いこなせないため」(22.6%)や「どの数値を見ればいいのかわからないため」(16.1%)など
一方、サイト分析を「行っていない」と回答した方に、「あなたがサイト分析を行っていない理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「分析用ツールを使いこなせないため」が22.6%、「どの数値を見ればいいのかわからないため」が16.1%、「数値から意味を読み取れないため」16.1%という回答となりました。
Universal AnalyticsからGoogle Analytics4へのツール移行の影響もあり、現在のサイト分析作業は決して容易なものではありません。ツールを使いこなす術を獲得するか、より簡単に分析を行える方法を見つけるかが分析成功への道と言えるでしょう。
まとめ
今回の調査では、サイト運営には「サイト分析」が「重要」であることがわかる結果となりました。 2023年7月1日より、従来のGoogleアナリティクス「ユニバーサルアナリティクス(UA)」からGA4に完全移行となりましたが、「サイトの分析」には時間がかかっていたり、使いこなせないなどの課題も浮き彫りとなりました。課題を解決でき、手軽に簡単に、サイト分析できるツールに頼ってみてはいかがでしょうか。
関連ページ
兼任Webサイト担当のサイト運営に関する実態調査 | 資料ダウンロード | MEGLASS finder