2023/11/15

意外と知らないアクセス解析~アクセス解析はなぜ必要なのか?~

アクセス分析
意外と知らないアクセス解析~アクセス解析はなぜ必要なのか?~

ホームページの管理をはじめた方であれば一度は耳にしたことのある単語、それが「アクセス解析」ではないでしょうか。読んで字のごとく「アクセスを解析する」ということなのですが、そもそもアクセスを解析するということはどういうことなのでしょう。
今回はよく聞くにもかかわらず実際のところがわかりにくい「アクセス解析」について、解説します。

アクセス解析とは

アクセス解析の「アクセス」とは「ホームページを見に来てくれること」を指しています。ホームページを見に来て下さる方々は様々な経路でホームページを閲覧しに来てくれます。
さらにはいらっしゃった方々は一律で同じページから同じ動きをして、閲覧をやめるのではなく、興味関心事項によっていろいろなページから読み始め、ある方は10ページ以上見る、ある方は1ページで読むのをやめる、などと動向も千差万別です。これらに関しては全体的な数字データを確認することで見えてくるものとなります。

つまり「アクセス解析」とは「ホームページを見に来てくれた方々が、ホームページへどうやってたどり着いて、どのようなページから読み始め、何ページぐらい閲覧して、どのページで読むのをやめたか、という動きを論理的に分析すること」という意味になります。

アクセス解析はなぜ必要なのか

では、なぜアクセス解析をするのでしょうか。

ホームページを見に来られる方々は様々な目的を持っています。ある方は用語の解説を読みたい、ある方は貴社の商品やサービスに興味がある、ある方は貴社の成り立ちを調べている、などです。

自分たちの伝えたい情報を書きたいまま書いて提示しただけでももちろん情報の提供としては問題ないのですが、せっかく時間を使って見に来ていただけるのであれば、そうした方々が欲しい情報を自分たちの伝えたいことと組み合わせながら記載するとよく多くの方に有益な情報提供となります。
そのとき、よりよい情報提供を行う上で重要なのが、「ホームページを見に来ている方々は一体なにを目的として見に来てくれているのか」というニーズをしっかりとつかむことです。

そうしたニーズを汲み取るために大事なのが「どのくらい見られているのか」「延べ何人くらい見てくれているのか」「どのページがよく見られているのか」などの「アクセス」に関するデータを元に分析をして、「ホームページではなにを情報提供したら良いのだろう」といったことを考える、つまりアクセス分析となります。

アクセス分析をしっかりと行って、ニーズに見合った情報提供をすることで、ホームページはよりよくなり、結果として多くの方々の訪問を得られることにつながります。


この記事の執筆者
株式会社インフォネット
カスタマーサクセス部 分析コンサルティングユニット Manager 柴谷 知宏

一覧へ戻る